私は、第73回税理士簿記論に合格することが出来ました。熊取谷先生(以下「先生」とします)のご指導、講義、アドバイスなくして, この合格は出来なかったと言っても過言ではありません。
・合格できた要因
ネットスクールのカリキュラムと先生を信じて、学習を繰り返したことに尽きます。演習のペース配分、学習単元、難易度等、どこまでをどのように進めるか・・・こういったものは、独学では偏りが生じてしまうものです。ネットスクールでの学習では、良い意味でこういう悩みは「すべて先生任せ」に出来ました。
つまり、①勉強の進め方の「検討時間」のように、勉強のためであっても本当の勉強時間ではない時間を、全部「真の勉強時間、演習時間に投入出来た」という事。②必要な難易度のものを、必要な分量だけ実施できて、効率が良かった事。③疑問は1つ1つ解消できた事(後述)。以上の3点が合格出来た要因だと思っております。
・受験勉強での苦労
簿記論は、難解な問題が多く出題されます。「こんな問題は解けない!」「解説を読んでも理解がボンヤリ」なんて、ザラでした。そして、もっと良くないのは、問題が分からない事によるやる気の下降や、勉強のやり方自体が雑になったり、とにかく学習効率が悪くなってしまう事です。そんな中、先生の講義では、問題ランク分け、問題の取捨選択等を徹底して教えて下さいます。また、直前期には出題予想等もありましたので、「この分野、この問は捨てて良い」とか、「出来なくて良い」という、日頃のアドバイスが、そのうち自分なりの「勘所」へ変わっていきました。
本試験でも難易度の高い問題を目にして、実際に心が折れそうになりました。先生なら「捨てでいいですよ」なんて言って下さるだろうな・・・そんな事を想像しがら、気持ちを切り替えて難問に立ち向かう事が出来ました。
このような難易度の高い問題にあたっても「あきらめない精神力」を鍛える事が出来ましたのは、先生のお陰ではありますが、こういう状態に持っていくまでには、自分なりに相当の苦労があったなと、今は振り返っています。
・それぞれの学習環境に応じた勉強の工夫
私は就業しながらの学習ですので、時間を作ることが問題ではありました。そこで、カリキュラムに沿って付いていくのを最低限の目標にして必要な時間を作り出すようにしました。結果、もっと時間を増やさなければ!と焦る時もあれば、時間が余る時もありました。余った時間は思い切って勉強から大きく離れてみました。離れて楽しみすぎると今度は逆に猛烈に勉強したくなったりしました。税理士試験は長期戦です。勉強に敢えてオフ/オンをつけるようにしてモチベーションが持続出来るように。そんな工夫をしていました。
・WEB講座、テキスト等の教材についてのご感想(よかった点や役立ったことなど)
良いものが沢山ですが、特に良かったと思う教材は、直前期の演習で用いられた「ヨコ解き問題集」と「模擬試験」です。ヨコ解き問題集は、第3問総合問題の中から特定の分野に絞って個別問題へ抽出・アレンジした問題集ですが、この「①演習・②解説聴講・③質問」の3点セットによって、第3問総合問題の見え方が著しく変わりました。それまで第3問は、ものすごく大 きい1つの問題の塊に見えていたのですが、これを使った演習により「小問題の集団」と見え方が変わりました。問題に対する自分の視点が変わった後の過去問演習や模擬試験演習。問題形式への慣れ、第3問の景色が変わったような効果はすごく大きかったと思います。
・講師、サポート、学び舎についてのご感想
学び舎は本当によく活用させて頂きました。質問が自由にできた事。And then、とにかく素早い解答が得られる事が大きかったです。質問はSNSへ文字で書き込む方法が基本ですが、私の場合、1年間で56回の質問等を書き込んでいたようです。改めまして、先生には大変お世話になりました。他にも電話やカウンセリングという場面で伺うこともありました。時には、推定問題の考え方の手順を絵を書いてjpegで提出し、見て頂くこともありました。その都度、即答頂けて、本当にありがたく思っております。
実は, この質問を繰り返す事が、合格した要因(前述③)だと自負しています。質問をするには、自分が問題を解く必要があります。そして、先生に自分の疑問を分かって頂いて、得た解答を得るためにと。自分の疑問点を整理する癖が付きます。質問自体を考える、調べる、考える、質問を訂正する、調べる、考える・・・これを繰り返していくうちに、意外と質問せずとも分かることもありました。
つまり、学び舎における質問を通じて、自分の考えるプロセスの整理につながり、理解の向上につながったものと思います。
・ご家族やネットスクールの講師等に対するひと言
税理士試験は「鍛錬千日、勝負一瞬」です。試験場では、まさしく自分ひとりの一瞬勝負. ですが、そこに至る過程たる日々の勉強は、自分ひとりでは成し得ないと思います。先生のご指導があり、ネットスクール事務局の皆様のご支援があり、そして家族の理解があり、もちろん自身の努力もあり・・・そういうものの積み重ねでもっての合格だと思っております。
改めまして、お世話になった方々へ感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
・次又は今現在の学習科目についての合格への意気込み
簿記論への合格は、始めの一歩に過ぎません。しかし、ネットスクールで学習し、学習方法を間違わなければ合格できるんだ、という事が、今回の合格で「自信から確信」に変わりました。私の場合、まだ1/5科目=20%官報合格に過ぎません。5科目合格=100%官報合格に向けて、これからもネットスクールで頑張って行こうと思っております。